働くママが語る「小1の壁」を乗り越えた話
「ママ、ただいま!」
長女が学校から帰ってきました。
「お帰りなさい!」
仕事の手を止めて、私は子供に声をかけます。そして、感動とともに思いました。
みーちゃん、一人で帰ってこられるようになったんだ、と。
こんにちは。イノーバ営業の上野です。今日は、私が経験した「小1の壁」について綴りたいと思います。フルタイムで働くママとして、三人の子供たちの成長とともに様々な経験をしてきましたが、特に大きな壁だったのが、小学校に入学したときでした。
一人で登下校できるようになるまでの道のり
子供たちが一人で登下校できるようになった瞬間、それは私にとって「小1の壁」を乗り越えたという実感を与えてくれました。特に、長女が黄色い帽子とランドセルカバーをつけた、ひよこのような姿で初めて一人で帰ってきた時、彼女が元気に言った、その一言に、成長を感じて心から感動しました。これは、私の勤め先であるイノーバが提供する在宅勤務制度のおかげです。フレキシブルな働き方が可能だったことで、子供たちが安心して自立できる環境を整えることができました。
学童のトラブルとお弁当作りの試練
最初は学童に通わせていましたが、学童で問題児の影響でお友達が次々とやめてしまうことがありました。長女も学童に行きたがらなくなり、これには本当に困りました。そして、小学校の長期休みには給食がなくなり、お弁当作りが私の日課に追加されました。忙しい朝に毎日お弁当を作るのは、想像以上に大変でした。
さらに、宿題も予想以上に多く、親が全て丸付けやチェックをしなければならないのは負担でした。仕事と家庭の両立で忙しい日々を送っていたので、うっかり忘れてしまいそうになることもありました。
工夫と夫のサポートで乗り越える
学童の問題に対しては、在宅勤務を活用して学童をやめ、一人で帰ってくるようにしました。お弁当作りについては、冷凍食品を活用したり、週末にまとめて作って冷凍したりして、朝の時間を効率化しました。今は美味しくて種類も豊富な冷凍食品がたくさんあるので、とても助かっています。宿題は夫に任せることにしました(笑)。
平日の授業参観や面談も大きな壁
前回のブログでも触れさせていただきましたが、小学校には平日に授業参観や面談があります。前職もイノーバも中抜けが可能だったので、これも非常に助かりました。平日の真っ只中に学校行事があると、フルタイムで働く親にとっては大きな負担ですが、柔軟な勤務制度がそれを軽減してくれました。
家族とママ友の支え
夫との家事分担は、私が通学通園の準備をしている間に夫が朝ごはんを作り、夜は私が家事をする間に夫が宿題を見るという形で、うまく機能しました。また、ママ友のネットワークも非常に重要でした。同じ保育園のお母さんたちと作ったグループラインで、先輩ママからの有益な情報をもらうことができ、非常に助かりました。
これから小1の壁を乗り越える人たちのために
私の勤務先であるイノーバでは、在宅勤務や時間休が取れる制度が整っており、これが「小1の壁」を乗り越える大きな助けとなりました。これから小1の壁を経験するイノーバの仲間たちには「大丈夫!」とお伝えします。
また、コロナ禍が明けてから在宅勤務をなくす企業も多いようですが、在宅勤務制度は働く親にとって非常に重要です。これからも、ワーキングペアレンツの働き方の幅を広げるために、在宅勤務の導入や時間休などのフレキシブルな働き方の実現を支える制度の導入を検討していただけたら幸いです。これはワーキングペアレンツだけではなく、介護など仕事以外に何かをしなければいけない人にとっても必要な制度だと思います。
乗り越えたことで得たもの
上の二人が自分で登下校できるようになったことで、だいぶ負担が軽減され、子供たちの自立心も育ちました。これからも、彼らの成長を見守りながら、仕事にも集中して取り組みたいと思います。