こんにちは。イノーバ WEB部の三砂です。
今回はWordPressのカスタマイズトピックとして、バージョン隠しのカスタマイズを行なっていきたいと思います。
具体的にはデフォルトでWordPressのバージョンがheadタグに表示されてしまう仕様なので、それを非表示とする方法となります。
初期状態でheadタグに出力されているHTMLソース
<head>
<!-- ↑他にも様々なソースが表示 -->
<meta name="generator" content="WordPress 6.5">
<!-- ↓他にも様々なソースが表示 -->
</head>
上記のような形なのですが、headタグの中に現在のサイトのWordPressバージョンが出力されてしまっていることが分かります。
functions.phpに以下を記述
remove_action('wp_head', 'wp_generator');
上記の記述をfunctions.phpに対して行うことで、自動的に出力されるWordPressのバージョン情報を削除してくれます。(functions.phpに記述する場合、念の為ローカル環境上などで必ずテストを行なってください)
<?php wp_head(); ?>
WordPressを使ったサイト制作においては、上記の関数を</head>の上に埋め込まないといけなかったりするのですが、この関数がWordPressに必要なCSSなどを読み込んでくれたり、プラグイン周りの指定を読み込んで<head></head>の中に出力してくれます。
例えばSEO系プラグインなどは管理画面で入力したメタ系の情報を<head></head>の中に出力したりすると思うので、この関数がないとおそらく動作しないかと思います。
remove_action
関数で、指定したアクションフックから特定の関数を削除しています。
上記の場合は、wp_head
アクションフックからwp_generator
関数を削除しているような形ですね。
wp_headで読み込んでいるソースは他にもありますので、よく使う可能性があるものを今後紹介出来ればと思います。
今回はこちらで以上となります。ありがとうございました。